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Wish ☆ Garden

Wish ☆ Garden

空歪みの塔Level5

おっと、海に落ちている…

怖いとか、だめーとか、そういう恐怖を開放したら
なんか空中に浮いてた。
目の前で猫が笑ってる。やっとわかったか?って
言いだけだ。

悟空みたいに、雲を呼んでみよう~
くも~って、来てくれた。

真っ白な雲でベットを作ってみた。
ハイジの気分♪干草のにおいはしないけど
ふわふわのべっとに、ばたん!!って倒れてみた。

めちゃ気持ちいい~♪

うとうとしてたら、誰かが横に立ってた。

孫悟空に出てた、怪しい神様みたいなおじいちゃんが立ってる。

神様は、世界を作りたいらしい。
が、どうも形が上手く決まらない。
どんな形がいいんだろうか?

それと、世界のはじめに何を存在させようか?
どんなものの世界にしようか?
決めかねている感じだった。

「あなたが作ってみないか? 世界を作る能力をすでに持っているのだから」

そう言われて、あぁ、もうそういう時期なんだって
静かに思った。
そういわれると、想像力が止まらない。
どんな世界にしようか?
どんなデザインで~。何を存在させる?
この世界の目的は、何にしようか?
あーん、楽しくってたまらない~

やっぱり愛かな。
世界の形は丸がいいかな。角がなくて。
ど真ん中に、大きな一本の木が欲しいな。
と思って、愛の種を植えた。

種が芽を出して、どんどん大きく育っていく。

愛の木が、実をつけて種をつけた。

木がどんどん広がって、
小さい生物や、いろんな種類の植物が出てきた。

食べ物も増えてきたので、
小さい魂を送った。

小さい魂は、家族を作り世界を広げていった。

丸かった島が変形して行き
争いも起こった。

暗い時代がやってきて、
多くの生き物がなくなった。


愛の木が、かれかかってきた。
それに、気がついた人たちが
木の周りに集まってきた。

祈りをささげるようになり。
木が活力を取り戻してきた。

世界に光が戻って来た。

愛に包まれたなって思ったところで
夜空にコバルトブルーの扉が開いた。
今度の扉は、ちょっと大きくて、
吸い込まれる感じだわ。


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